グダンスク
バルト海文化センター
グダンスクはバルト海南部に面するポモージェ地方東部に位置し、グダニスク湾を擁するポーランド最大の港湾都市。戦災を免れた数少ない築300年のオールドタウンホールで「茶道ワークショップ」「茶道講演会」「茶会」を催行した。
グダンスク・バルト海文化センター オールドタウンホールにて
7月2日(月)グダニスクのバルト海文化センターオールドタウンホールにて「茶道ワークショップ」を、翌3日(火)には同会場にて「茶道講演会」と「茶会」を執り行なった。これまでグダンスクの人たちは本や雑誌を通して,またはドキュメンタリーや映画の鑑賞を通してしか日本を知る機会はなかった。グダニスクでの本格的な茶道の紹介は初めてで、かくもポーランド人の想像をかきたてる日本文化に直接触れる機会はこれまでなかったとのこと。両日で200名の人たちが来場し茶道に親しんでいただいた。
初めての抹茶
参加者の8割の方が茶道という言葉さえも初めてという人ばかり。しかし、子供たちまで一人も抹茶を残すことなく、茶会に触れていただきました。
”i茶道”が大活躍
茶道ワークショップでは抹茶の点て方、飲み方のレクチャー。誰もが簡単に抹茶が点てられるように開発したiPad、iPhone用のアプリ「i茶道」。参加者に大受けで、笑い声が上がる中、抹茶の点て方をマスターしていただきました。
ヴロツワフ
国立博物館
ヴロツワフは、ポーランド西部にある第4の都市で、ポーランドの中でも最も古い都市のひとつである。市内にはオドラ川とその支流が流れ、200以上の橋が架かっている。
ヴロツワフ・国立博物館にて
7月8日(日)ヴロツワフ国立博物館にて「茶道ワークショップ」「茶道講演会」「茶会」を執り行なった。この日は同博物館の「東洋の日」ということもあって、希望者も多く、整理券を出すほどの盛況さ。ヴロツワフでも200名の人たちが来場、皆さんに茶道を体験していただいた。
茶会
国民のほとんどが敬虔なカトリックのお国柄故か、茶会は儀式的な点前に大変興味を持っていただいた。舞台に上がっていただいた人もほとんどの人が足も崩さす、会場のお客様も真摯に茶道に向きあって下さった。
抹茶に興味津々
「どこでその抹茶が買えるのか」「紅茶を粉にすると出来るのか」紅茶とは異なる緑の抹茶に皆さん興味津々の様子。